個体は、単一ではほんの小さな存在にすぎないが、その数の増大に伴い、部分と全体のオーガニックな律動が生まれる。それらは、単に均等化されたされた集合体として留まるのではなく、ある一貫した規則の中で、真実の連鎖関係を現し、単一の存在と存在が共鳴し合い、時間をも凝縮して、より強い存在感を打ち出す。これは、けっして個々の存在の弱さや、全体のための部分としての在り方を示すのではない。むしろこの時はじめて数は数となり、個々の存在をも完結した無限の存在として、感じることができる。

 それは、無量な自然の摂理的存在と等しく、物質の純化作業への必然的要因になると私は思う


静々流転

 この文章は、1984年もっとも親しかった友人が書いた文章です。
そしてこの文章を書いた約6年後に別世界に旅立ちました。
私は、そのもう7年後、この文章が残っていたことに気付きました。

 知らず知らずのうちに、同じようなことを思考していたようです。
別の言い方をすれば 「 一即多 多即一 華厳の世界 」と言えるのでしょうか。
今なお、さらに深く学びたいと思っています。

2007年6月10日  Tomoko ISHIDA


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