而生其心

  『応無所住、而生其心』 この言葉は禅宗『金剛経』の中に登場する言葉で、『応に住する処無くして、其の心を生ずべし』と読みくだします。『住まる処が無い』というのは、心が一ヶ所、一つの事に停滞しないこと、執着しないこと、こだわらないことであり、そこにこそ『其の心を生ず』、無碍自在の心の働きがあらわれるという意味です。
  展示を見られた方が、その瞬間に過去を振り切り、新鮮な世界に出逢うきっかけになればと願っています。


 
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